ロックマンXシリーズ未プレイだけど、暗い長編を書いてみた 必読設定編





 ホラーで、悲劇っぽいのを目指します。それでもOK!って方だけどうぞ。


 墓地部屋の設定(→)のオリジナル女性キャラ、マキ・カザマが主要キャラとして登場します。極悪な性格なので注意。

 それでいて、エックスが死んだというとんでもない始まり方で、マキが政府機関の依頼を受けてエックスを復活…というか、ゾンビにするというとんでもはっぷんな展開をします。あとついでに、ゾンビエックスはイレギュラー化の予定。
 それでいてゼロが最後ぐらいにとち狂う予定。




ゾンビエックスの特徴
1.無表情。
2.最初は無感情だが、時間の経過と調節を受けるうちに感情をあらわすようになる。しかし基本的に凶暴。
3.敵(味方にも)に容赦がない。
4.なりふり構わない攻撃をする。
5.無口。
6.他人(生前仲が良かったゼロ達含む)と関わるのを嫌う。
7.生前のエックスの記憶がないため、生前のエックスを第三者視点で捉える傾向があるが、マキに言わせれば根本的なところはエックスと同じで、過去に優先されなかった選択肢のうちのひとつに転じた、あるいはプラスがマイナスに反転しただけで、間違いなくエックスであることに違いないらしい。
 そのため、物語終盤では同一人物であることを示す生前の面影が色濃くなる。
8.マキに対しては、自身を再生・構築した人物と認識しており、言うことをよく聞き、態度が他よりも柔らかい。


外見の変化と、追加された特性など
1.体の左半分と、メットの3分の1ほどにイモムシを思わせるコードがむき出しになっている。あと焼け焦げて半分溶けたように爛れている。その姿から、マキがゾンビーと命名した。
2.上記の外見については、復元のために使用された、マキ考案の寄生金属生命体が使用されているためで、むき出しのコードは時折脈動したり、エックスの意志で、または自動的に防御や攻撃などに使用することも可能になっている。(ロックマンリミックスに登場するリミテッドのようなもの)
3.なお寄生生命体を使用されたことで、凄まじい再生能力が身についている。ひと欠片でも残っていれば復活可能。ただし別の場所にある本体(寄生金属生命体の)が破壊されると再生不可能になる。
4.寄生金属生命体の本体は、小石ほどの大きさの宝石のようなもので、これを移植し自らが本体となることでエックスを従わせることが可能だが、寄生金属生命体を移植されて維持されているエックスの思考が逆流してゾンビ化し、逆に支配される可能性がある。そのためマキは、本体を専用のカプセルに入れて封印しただけにしたためエックスは実質放し飼い状態になっており、それがエックスのイレギュラー化につながったとみられる。(マキ自身がエックスを支配する気がないだけかもしれない)


寄生金属生命体の設定
・元々は、倒したイレギュラーや破壊されたレプリロイドまたはメカニロイドに寄生させて、不死の兵(ゾンビ)を作り戦力にする戦術を目的に設計されたもの。
・本体は、小石ほどの大きさの宝石のようなもので、対象に寄生させる寄生金属生命体部分は、最初はコードが毛糸の玉のようになった物体。
・寄生されると、レプリロイド及び、メカニロイドは生前の姿に一瞬にして直され、宿主からエネルギーをもらうかわりに凄まじい再生能力を提供されるという、寄生虫と同じような関係が形成される。
・寄生金属生命体の本体部分が誰かに移植されると移植された人物の意のままになるが、移植されない場合か、移植されていても移植者が意識して支配しない限りは、生前の意識が浮上し生前と同じ動きをする。なお、宿主のレプリまたはメカニロイドの頭脳部分が破壊されている場合は、バックアップを移植されない限りは、全く違う意識が形成されて動く。
・ただし、本体部分の移植者は、決まった処方を受け続けなければ本体部分を通して逆にゾンビ化し、それと同時に寄生者の意識も喪失して、徘徊して目に映るものを襲うようになってしまう。
・エックスの場合は、まだ試作段階だった寄生金属生命体のプロトタイプを、エックス専用に改良にしたものを使われているため、エックスが持つ絶え間なく進化する要素が合わさることで偶発的に自己進化・自己退化を自由に行える要素が追加されることとなった。
・あとエックスに使用された寄生金属生命体は、処方の有無にかかわらず、移植者の意識が本体から逆流してくるエックスの思考に耐えられなければ逆に支配されてしまうという要素があることが判明する。
・弱点は、見れば分かる通り本体部分を破壊すればよいのだが、宿主からのエネルギー供給が不足、あるいは止まってしまうと、寄生金属生命体は活動を止めて、いわゆる仮死状態になる。もちろん宿主の動力が活性化し、必要な分だけのエネルギー供給が得られる状態になれば、活動が再開される。

※以下、この話のオチ的な設定なので反転
・エックス専用に改良・調整された寄生金属生命体の核は、無限に進化するという意味では方法こそ違えど同じ目的で作られたゼロが取り入れてしまうと、エックス同様の自己進化・自己退化能力が得られる。
・だが、壊れたものを生前の状態に復元するという性質があるため、ゼロのイレギュラー時期までもを蘇らせてしまう(イメージとしては、X5の覚醒ゼロ)。
・またエックスとゼロは、上記でも述べたように無限に進化するという共通の要素を持つため、ゾンビ化したエックスから触手攻撃を受けたゼロは、持ち前のラーニングで金属生命体の特性と傷口から組織液を取り込んでしまうことになり、その結果体内で何かしらの合成が行われてしまったため寄生されていないにも関わらず少しずつ心身を侵食されてイレギュラー期の頃が活性化して病み、最終的に核を自ら取り込むことで恐るべき怪物に変貌してしまうことが、マキの診断で発覚する。





 これらをしっかりと見て、それでもOK! 読みたいぜ!!って方だけ、どうぞ。


序章







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