【蜘蛛の糸が見捨てた聖人】 1 (お題提供:暫)
(※グロ注意)
(※ゼロに、凶暴化(感染)フラグが立ちます)
「おやめくださいゼロ隊長!」
「どけ!」
ゼロが行く手を遮るレプリロイド達を振り切り、強固な扉へと向かっていた。
そこはハンターベースに配備されている空中移動用の機関が着艦する場所だが、…だが扉の向こうには、レプリ達がゼロを止めなければいけないと必死になる“モノ”が待ち構えていた。
それでも構わずゼロは扉を開けた。
扉を開けた瞬間耳に鳴り響いたのは、何かを突き破ろうとしている鈍い音と、その音にせかされるように通信機器に必死でマキ・カザマの手配を訴えるレプリの声だった。
「マキ博士はまだなのですか!? もう持ちません!!!!」
超危険物を搬送するときや、凍結封印などといった束縛を受けているイレギュラーなどの封印にも用いられる、恐らく現代の技術で最高水準になるコンテナが内部にいる何かによって、みるみるうちにへしゃげてきていた。
中に潜んでいる何かに、マキを呼ぶよう通信しているの以外でその場にいた幾人かのレプリが何度目かのコンテナの内部からの攻撃で横面が大きく盛り上がったのを見て悲鳴をあげていた。
あの中に入っているものが何なのか。それをゼロは知っていた。
謹慎を受けて部屋で物思いに更けていたときに、当然入った仲間からの訃報。
マキの手でエックスが蘇ったという真意は定かな語り口で語られたそのことを聞いて、ゼロはいてもたってもいられず部屋を飛び出し、その途中で、ある事件から帰還したハンター達が何か恐ろしいものを持ち帰ってしまい、騒ぎになっているのを聞いて駆けつけたのだ。来る途中で騒ぎの原因が、帰還した直後に起こったマキの手で復活させられたエックスの突然の暴走からだというのも知った。
「エックス…?」
茫然としたまま消えそうな声でそうゼロが呟いたタイミングで、コンテナ内部からの攻撃が一瞬だけだが止まった。
だが次の瞬間には、今までで一番の攻撃が内部からコンテナの側面に与えられ、ついに隙間が入った。
その隙間からにょろりと、ミミズか触手を思わせるコードらしきものが一本、顔を出した。
その場にいた全員が目撃できる位置から出てきたそれを見て、ゼロ以外のレプリが絶望と恐怖のあまりについに大きな悲鳴を上げ、足をもつれさせて倒れながら逃げ出して行った。
ゼロは、そのことを気にする様子もなく、ただコンテナを見つめていた。
にょろにょろと動いていたコードは、少し間をおいてから一旦中に引っ込んだ。
だが次の瞬間、僅かに開いた隙間に向けて内部からゾンビエックスがバスターを撃ち、コンテナをついに破壊した。
強固なコンテナの残骸が散らばり、もうもうと上がる白い煙の中から、ゼロがよく知っている鮮やかな青い色が姿を現した。
ゼロから見て、ゾンビエックスの右側は以前のエックスと何ら変わらないようだったが…“これ”は、エックスではないのだと否応なしに突きつけられる、ただれて、今にも崩れ落ちそうなむき出しの機械の素の上から生物じみた触手のコードが絡まりあってできているグロテスクな左腕が持ち上がっており、どうやら左腕のバスターでコンテナを破壊したのが分かった。それらしい形をしていたのと、発射口から僅かな煙が立っていたからだ。
ゾンビエックスは無表情だった。コンテナから出てきてから、ゾンビエックスは動かなくなった。
彼の左半分の体から何本か生えている、うねうね、ぐねぐねと別の生き物のように動くのと、絡まっているものはドクドクと脈動するコード以外は……。
「エックス?」
全くゼロの存在に気づいていない様子のゾンビエックスに、ゼロはできるだけ平静を保ちながら名前を呼んでみた。
しかしゾンビエックスは、反応しない。
「エックス」
今度はもう少し強めに呼ぶ。しかしそれでも反応がない。
不安を強く感じると同時に苛立ったゼロは、もう一度エックスと呼びながら一歩踏み出した。
その瞬間、ゾンビエックスがついにゼロの方に顔を向けた。
周囲を警戒する動物の反射的な動作と言っていいほど素早く向けられたことにゼロは驚き、そしてゾンビエックスの姿に絶句した。
以前と変わらない色と顔立ちの右半分と、対照的に装甲がなく、人工皮膚はただれ、内部が丸出しになり、その上から脆さを補うように絡まり、液さえ滴らせている生物的なコードに侵食された左半分。
最初は飛び出しかけていただけだった左目は、ゼロの前でついにエックスの顔からずるりと出て、エックスの足元に落ちた。
落ちてしまった眼球は、以前のエックスと変わりない翡翠色をしており、長い間共に闘い続けていたゼロに、目の前にいる異形が“エックスだったもの”で構成されているのを突きつける。
見ていられなくてゼロは目をそらしそうになったが、こらえてゾンビエックスに目を向けた。
僅かにくすぶるエックスが戻ってくるかもしれないという淡い期待がそうさせていた。ここで目をそらしてしまったら、エックスが完全に失われてしまうという思いがゼロにはあった。
ゾンビエックスは、どこも見ていなかった。一見ゼロを見ているようにみえるが、よく観察すればエックスは茫然とそこに立っているだけだった。
「エックス……」
ゾンビエックスに呼びかけてみるが、エックスはゼロを認識していても、全く興味がないらしく、僅かに右目を泳がしただけだった。コンテナを内部から破壊した時の凶暴性は、今はない。いきなり暴れだしたのも、ひょっとしたら一時的なものだったのかもしれない。
ゼロは、ふとエックスに触れてみようと手を伸ばそうとして躊躇した。
以前のエックスの形を保てている部分に触れて、もしも崩れ落ちてしまったら。
そう思うと触れるのを戸惑ってしまった。
あの女…マキが、自身の仕事に妥協しないことはよく知っているから、そう簡単に崩れ落ちてしまうことはないだろう。
もしかしたら噛み付かれしまうかもしれない。
……それは、それでいいか。少なくとも反応がない今よりは。
ゼロは、エックスが死んだという知らせを受けてから酷いくらい女々しくなっている自分自身を心の中で笑った。
そして意を決してエックスの右頬に手を伸ばした。
「…せ、博士! 博士早く、遅いよ!!!!」
「そんなに急かさないで、アクセル」
足音と焦ったアクセルの声と、のんびりとしたマキの声が聞こえ、ハッとそちらを見ようとして振り返ろうとゼロが動いた瞬間、ゼロの左頬を何かがかすめた。
ゼロの眼前でうねるエックスの触手がゼロの目に映り、ゼロの頬の人工皮膚を僅かに引き裂いたことが分かった。
「えっく…っ!!!!!」
「???!!!! ゼロッ!!!!!!」
アクセルが声を上げた。
アクセル達の乱入に刺激されたのか、エックスは、左半分の体を突き崩すように帯びたたしい数のコードの触手をはやして、崩れかけた左手でゼロの首を掴むと、軽々と持ち上げてゼロの体にコードの触手を巻きつけて締め上げた。
ギリギリと締め上げられ、ゼロは無理やりに後ろに反らされ、嫌な音とともに関節が折れ曲がり始めた。
苦しめられている最中、ゼロは潰されかけている喉から声を出してエックスと呼ぼうとした。
「あらあら、大変なことになっちゃってるわね」
その頃になってからようやく入ってきたマキが、呑気にそう言った。
「何悠長なこと言ってるのさ、マキ博士、早く止めてよ!!!!」
「分かってるわ」
そう言ってマキは、懐から麻酔銃のようなものを取り出しエックスに向けた。
エックスはそれに反応するようにマキの方を見た。けれどマキの行動を止めようとするような行動は起こさなかった。
小さな破裂音が鳴り、エックスにそれが命中するとエックスは白目をむいて、操り手を失った人形のように崩れ落ち、それと同時にゼロを締め上げていた触手からも力が失われた。ゼロに絡みついていた触手は、エックスが倒れるのと同時にボロボロと崩れて消えた。
「大丈夫?」
呑気な調子でマキが、ゼロに話しかけた。
ゼロは、ぐったりと動かなくてアクセルが必死に呼びかけていた。
それを尻目に、マキは倒れているエックスに視線を向けた。
四肢を投げ出してぴくりとも動かないエックスだが、まだ生命活動が停止していないことを示すように、崩れたエックスの左半分からはみ出しているコードが脈を打っていた。
それを見て僅かに目を細めたマキは、指を鳴らしてメカニロイドを呼び、エックスの体と崩れた部分を専用のカプセルに移して、自分の研究所に運ばせた。
「博士!!」
メカニロイドの姿が見えなくなってからマキがその場から立ち去ろうとした直後、アクセルがマキを呼びとめた。
「なんでエックスを生き返らせたんだよ!!!! あんな、あんな…化け物にしてさ!!!!」
人間なら泣きながら怒っていそうな表情で、アクセルがマキを睨みつけていた。
あのエックスの姿を目の当たりにして、エックスをあのような姿にしたマキへの視線は厳しいものになった。
政府機関からの直々の依頼で実行されたことは、すでにシグナスからハンター達に伝えられているのだが、生前のエックスのことを思うと、今のエックスの姿はあんまりにもほどがある処置だったといえる。
エックスと深く関わり、信頼していた者ほど、エックス蘇生に関わったマキへの怒りは大きく、仕方がないことだったとはいえ、納得できないとアクセルのように叫ぶのである。
「政府のえら〜い人達が、どうしてもって言ったのよ。どんな手段を使ってでも、戦えるようにだけしてくれればいいって」
「あんたエックスのこと好きだって言ってたじゃんか!」
「大好きだったわよ」
「だったらどうして!」
「……」
答えないマキに顔をしかめるアクセルに向け、マキは微笑むと、その場から立ち去った。
マキと入れ違いに、ライフセーバーなどのレプリが駆け付け、ゼロはメンテナンス室に運び込まれた。
そしてメンテナンス室のメンテナンスポットに入れられた意識のないゼロが、関節が壊れかけてはいるがまだ動かせる片腕で、しきりに左頬の傷を掻き毟ろうとしていたことに修理にあたったライフセーバーが気が付く。
苦悶の表情で左頬の傷を掻き毟りたがるゼロをいぶかしんだライフセーバーは、ゼロの頬の傷を調べたところ、何かの液体がごく僅かに付着していることが分かった。
しかし検査したところ、レプリの関節を動かすのに必要な油性の液体の成分とあまり変わらなかったため、エックスがゼロに襲いかかったときの状況を聞いていたライフセーバーは、崩れかけたエックスの循環液が付着したのだろうと判断し、それ以上は追及しなかった。ゼロがうなされているのは、エックスの姿を目の当たりにしたことが原因で起こった精神的なものだと判断し、スリープモードにして修理を行ったのだった。
エックスに並んでブラックボックスが多すぎるゼロの修理・修繕は数週間もかかった。
修理が終わっても、何故かゼロの意識は戻らずあらゆる検査が行われたが原因は特定できなかった。
仕方なくライフセーバーは、マキの研究室に早急の連絡を入れた。
***
マキにあてがわれている研究室の電話が鳴った。
マキは書類を机に置いて、受話器を取った。
「…はいっ。あら、どうしたの? ……えっ? エックスに何を使ったかって? ゼロがおかしい? …そう、あとで調べてみるから。それじゃ」
電話を切ると、マキは自分の傍らに横たわる、薄い青色の液体で満たされた筒状のカプセルの中で左半分を半ば崩れさせた状態で漂い、眠るエックスに目を向けた。
マキの視線に気がついたのか、エックスがふと右目を開け、目だけをマキの方に向けた。
そんなエックスに、マキはいつも通り微笑んで見せた。
マキが早速エックスを調べようと腰を上げた直後、再び電話が鳴り、受話器を取ると先ほど連絡を入れてきた相手が、ゼロの意識が戻ったことを伝えてきた。
その知らせを受けたマキは、どこか腑に落ちないという風に顎に手をおいて何やら考え込んだ。
そして彼女の最大の力であり、特徴である分析能力と、的中率ほぼ100%を誇る予測能力が導き出した、これから自分の身の回りで起こることを瞬時に脳内でシュミレートした。
それからマキは、シュミレートした未来に向けて準備をするべくデスクについて、パソコンのキーボードを打ち込み始めた。
ゼロが自分のところに来た時のために。
彼女の部屋にゼロが訪ねてくるのは、それから三日後だった。
「いらっしゃい。ゼロ。待ってたわよ」
部屋に入室する時からも左頬の傷をしきりに指で触れているゼロをマキはにっこりと笑って出迎えた。
マキがまるで全てを見通し、全てを知っているかのような態度を見せることは周知の知だが、それでもやはりこちらの行動を読まれているとドキリとしてしまうのは仕方がない。
マキの出迎えに一瞬目を見開いたが、彼女の特徴を思い出したゼロはうんざりしたように眼を伏せ、断りもなくその辺にあったベットのような実験用の機器の上に腰を下ろした。
そしてゼロは部屋を見渡し、何かを探した。
「エックスのことでしょ? 残念、あの子は今イレギュラーの殲滅に行ったわ。すぐに帰ってくると思うけど」
「……………んだ」
「ん?」
「“あれ(エックス)”は…、なんだ? エックスに何をした…」
ゼロの青い目が相手を射殺さんばかりに鋭くマキを睨みつけた。
「……」
マキはゼロの視線に臆する様子もなく、無言のままデスクに置いてあったリモコンを取り、壁に向けてボタンを押した。
すると壁に映像が映し出された。
映し出されたのは、何かの研究データで、そこには…。
「“寄生金属生命体”。エックスの蘇生に使ったのはこれよ。細かいことは抜きにして、簡単に言うと、死んだ…レプリロイドやメカニロイドで言うと大破したのにこれを使うと、DNAデータをもとに生前の姿に再生・構築するものなの。人格を司るメモリが無事なら、生前の意識がある状態で再生されるけど、喪失されてる場合は全く違う人格が生じるわ。これを使って再生されたレプリロイド及びメカニロイドは、宿主からエネルギーをもらう代わりに無限に等しい再生力を宿主に与える。元々は破壊したイレギュラーに使って不死の兵隊に仕立てあげて戦力にするのが目的。……というのが当初のプランだったんだけど、完成する前にエックス蘇生の依頼が来てね、そっちを優先しろって。それでプロトタイプのをエックス用に調整したのを今回は使ったのよ。そのせいかエックスは、あの通りまさにゾンビそのものみたいな姿になっちゃったわけ。調整をしていけば、もっと元の姿に近づけられるはずなんだけど…」
「……あれはエックスなのか?」
「…データだけで見たら、あれはエックスではないわ。エックスの人格と記憶は完全に失われた状態での蘇生だったもの」
「データだけでってことは…、あんたはそうは思ってないってことだな? 本当のところはどうなんだ?」
「“心の記憶”と、“体の記憶”は別よ。もっとも、今の段階じゃ分からないわ。折角冥府に行ったものを無理やり戻そうだなんてしたんだもの、戻ってきたのが本人だって確証はないもの。依頼したお偉いさん方は、どんな手を使ってでも、戦えさえすればいいって言ったのよ。私は言われた通り手段を選ばずに戦闘能力だけを優先的に復元した。あの子(ゾンビエックス)の中に入っている魂についてお偉いさん方はこれっぽっちも気にも留めてないでしょうし、何かあったら復活に携わった私に責任をなすりつけるでしょうね。まあ、そんなこと今に始まったことじゃないし、望むところだけど、何らかの形でそっちの方にも報いが下るでしょうねぇ、…必ず」
それは予想でも何でもなく、最後の方はざまあみろという風にマキが言い放ったそれはほぼ確定した未来だ。
ゼロと交わしたこの会話内容をエックス蘇生の依頼をした者達が聞いたならば、顔面蒼白したうえに最悪発狂してしまうかもしれない。実際恐怖のあまり気がおかしくなって、それがもとでマキが出した予言が外れはしても、結局壮絶な最期を遂げた者は決して少なくはないのだから洒落にならない。
しかしゼロはそんなことは気にも留めていなかった。彼が気にしているのはただ一つ。
「なら……、希望を持ってもいいってことだな」
「あなたがそう信じたいのなら、そうすればいいと思うわ。エックスが生前の状態に戻る可能性は1以下だとしても、0(ゼロ)じゃない」
「……そうか」
マキの言葉に、ゼロは希望を見出したらしく、うつむいた表情が若干和らいだ。
「話はこれだけじゃないでしょう?」
いきなり話題を変えられたことで、ゼロが顔をあげるとマキがにっこりと笑って自分自身の左頬を指差した。
「ほっぺた、気になってるんでしょ? 診てあげるから、こっちにいらっしゃい」
マキがデスクの上のパソコンの横に置いてある検査用の機器を指差しつつ、おいでおいでとゼロを手招いた。
マキの優秀さは理解しているが、彼女と関わってもロクな目に合わないというトラウマもあり、ゼロは素直に彼女のそばに行くことをためらった。
しかし少し前にゾンビエックスにつけられた傷が開き、うずく気がして気になって仕方がなかったから、ゾンビエックスのことを聞きに行くついでに傷のことを調べてもらおうと思ったのは嘘ではない。
仕方なくゼロは重い腰をあげて、マキの近くに来た。
マキに促されて椅子に座ると、マキはいい子いい子という母親のように微笑みながら診察を始めた。
ゼロは診察を受けながら、マキの母性あふれるその笑顔と、普段の狂人、暴君振りとのギャップに、いつものことだが戸惑いを覚えたのだった。
だが、一通りの検査終えてパソコンに出力したたデータに目を走らせていたマキが、そこから分析し脳内でシュミレートして導き出された結果に表情を一変させたのだが、ゼロは残念ながら気付くことはなかった。
よそ見していたゼロにマキが何か言おうとした直後、緊急の連絡がベースの司令室の方から入り、ゾンビエックスが任務から戻ってきた後ベース内で騒ぎを起こしたたという内容で、マキがゼロに言いかけた言葉は中断されることになった。
ちなみに、マキと会話している最中も、検査の最中も、そしてエックスがまた暴れだしたという知らせが入った時も、ゼロはやはり左頬の傷を気にしていた。
固く蓋をされていた禁断の箱の封が、少しずつ綻び始めていた……。
→2
あとがき
これがゾンビ映画とかなら、完全に感染フラグ。詳細は設定の方を見てください。
マキの台詞の内容は、管理人が見たホラー映画を思い出しながら解釈したものです。まあ死者蘇生の解釈のほとんどは、『ペットセメタリー』を参考にしていますけど。
果たしてゾンビエックスは、“エックス”なのか、そうじゃないのか…? この時点ではまだゾンビエックスに感情とかいったものがありません。
ゼロとマキの会話シーンは、この先もたくさん出す予定です(この二人がこの物語の主役?)。その反対の場面で、アクセル一人の視点で描こうと思ってます。
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