『ロックマンX』オリキャラ中心のオリキャラを交えたパラレル設定 その5








 某動画サイトで、ついに噂の海外版ロックマン(メガマン)を見て、衝撃を受けつつ、思いついたネタ第五弾。

 メガマンにもXがあり、どんなものかと見たところ、どうもタイムスリップもの(原作と違い超むっちむちダイナマイトなエックスさんが、過去を変えようとしにきたVAVAを追いかけて未来から参戦してきたという、大変カオスな内容でした…。ちなみにゼロはいませんでした(それだけでも救い!!))。

 も、もちろんこのネタのロックさん達はマッチョじゃありませんよ!!!!! 無理だ、さすがにあれは…!!!!
 やっぱり捏造はしますし、シリーズ色々入り乱れで、クロスオーバーなものになっています。

 テーマとして、ターミネーターのように、運命は巡り、全てが繋がるみたいな感じで行きたいと思う。

 あと、時代背景とかがメチャクチャで、話のつじつまが合わないことになっているかもしれませんので更に注意を。





☆登場用語

【ロックマン】
 その昔、まだ地球環境が激変して文明が衰退する以前の時代に活躍していたDr.ライト博士作のロボット。
 元々はロックという名前の家庭用のロボットだったが、ワイリーと戦うために戦闘型になることを志願しロックマンとなった。
 後にライト博士の最後の遺作となったエックスの基礎となるロボット。ちなみに物語中ではエックスはまだ開発中。
 彼が未来世界に存在しない理由がこの物語で…。

【Dr.ライト】
 フルネーム、トーマス・ライト。後の時代で伝説のように語られる天才科学者。
 ブルース、ロックマン、ロール、エックス達Rナンバーズの生みの親で、晩年にはワイリー博士との共同研究で開発した遺産を封印し、その鍵をエックスと、ワイリーの最後の作品であるゼロに託して生涯を閉じる。
 ワイリーとは若い頃からライバル関係。またこの物語中では、幾多の戦いを経て和解し、家族ぐるみで仲良くしている。

【Dr.ワイリー】
 フルネーム、アルバート・W・ワイリー。後の時代でライト博士と同じく伝説のように語られる天才科学者。
 フォルテ、ゼロ、その他数多くのWナンバーズを生み出してきた。晩年にはゼロを開発したものの、ゼロの戦闘プログラムのバグに問題があることに気づき、解決しようと苦心するが結果に至らず、そのまま生涯を閉じることになる。
 原作と違い、ライト博士達とは戦いの後和解したらしく家族ぐるみで仲良くしている。
 この物語中では、まだ制作中のゼロの問題に気付いていない。

【ロール】
 ロックマンの妹にあたる家庭用ロボット。
 見た目の可愛らしさに反して、少々きっついことをよく言い、ロックマン達に苦笑いを浮かべさせる。
 か弱そう見えて、実は戦闘能力はロックマンに次ぎ、その気になればロックマンに変わって戦闘に参加する場合もあるほど。

【ブルース】
 ライト博士が制作した試作戦闘型ロボット。制作された順番で、ロックマン、ロールの兄にあたる。
 動力炉に欠陥があり、手術することになっていたのだがそれを人格を変えられると勘違いして家出…、機能停止寸前のところをワイリー博士に拾われて動力炉を太陽発電のものから、原子力に変えてもらった。そのため短時間しか力を発揮できず、耐久力などに関してもすぐれない。そのため無敵のブルースシールドを装備して戦う。
 神出鬼没で、陰ながらロックマン達のサポートを行う。
 バイザーをかけているのは、正体を隠すためらしいが、病弱のくせにクールな発言を敵に発したり、勘違いで家出したりといったドジで早とちりな一面がある所からするに、正体を隠す気が薄いようにも思われる。

【フォルテ】
 ワイリー博士が、ロックマンに対抗するべく、ロックマンの設計図をもとに、偶然生み出したロボット。
 フォルテニウムというエネルギーで動いており、Wナンバーズでは数少ない弱点のない戦闘型。
 最初こそワイリー博士に従っていたが、最強を自負してロックマンとの戦いに固執するようになり、またプライドの高すぎる性格もあって言うことをきかなくなり、逆らって戦いを挑んでくることも少なくない。
 戦い方や性能、ゴスペルと合体するなど、非常にロックマンに似ているのだが、今だロックマンに全戦全敗中(経験の差か?)。
 ちなみに未来世界の完全自律型ナビであるフォルテとは別人。

【デューオ】
 宇宙から飛来しきた謎のロボット。
 地表に落下して大破、ロックマンに発見され、ライト博士によって修理されたことで外見のデザインが一新された。
 本人いわく、悪のエネルギーを全て消し去るために戦っているらしいが、謎が多い。
 青いオーラを纏うエネルギーを用いて、空を飛行したり、敵を左腕一つで叩き割ったりするなど戦闘能力は非常に高い。また悪のエネルギーに侵された相手の体内から悪のエネルギーを浄化するなどといったこともできるようだ。
 先の戦いで宇宙へと戻って行ったが、今回の物語の事件で巨大な悪の存在を感知し、再び地球に戻ってきた。
 出会いがしらにヴァルを敵と判断してしつこく攻撃をしてくる。

【ヴァル】
 今回もこいつのせいで…ではなく、本人にも分からない事故で発生した時空ホールに巻き込まれて、ロックマン達の時代へやってきてしまう。
 実は…というか、やはり原因は半分ヴァルにあるのだが、彼の新たな力である“ドリーム・タイム”と、シグマが計画していたタイムマシンが影響し合って今回の事件につながるが、それは同時に事件を解決させる手立てにもつながることになった。
 デューオにいきなり攻撃され、逃げ回りながら、自分が今いる世界が過去の世界だと気づいて過去を変えないようにするのだが、結局は過去と未来とで共闘させる仲介となる。
 一度完全にミールと同化したため、以前より体が弱くなっており、よく眠るようになった。
 ロックマンに出会った瞬間、近い内に訪れる未来への分岐を予知してしまった。
 また時空ホールを発生させている要因である“ドリーム・タイム”を、本人の意志に関係なく発動している状態であるため、体が同化現象によりまたも水晶化しつつあり、再びミールと同化してしまうまでが過去と未来を繋いでいられるタイムリミットとなってしまっている。
 自分に何故ドリーム・タイムなどの時間にさえ干渉できる力を授けられたのか分からず、その意味を知ることが今後の課題。

【シグマ】
 FIRSTmissionで倒されたはずだが、性懲りもなく復活し、復讐のために過去を変える計画を練り、タイムマシンを開発するが、予想外の事態で時空ホールが発生したものの、気を取り直して当初の計画通り過去の世界で暴れる。
 戦いのさ中、ゼロがほぼ完成形の状態と知り、ワイリー博士の研究所から強奪して洗脳を施そうとするが…。

【VAVA】
 FIRSTmissionより引き続き登場する凶暴なイレギュラー。
 今回の事件までの間に、エックス達をライバルとして、戦いの末に大破したのだが、マキによって修復されて復活し、引き続きお尋ね者のイレギュラー兼マキの使い走りをするはめになっている(見た目は、恐らくVAVA・ペンテ(X))。
 ライドアーマーの整備と改造が趣味で、戦う時も必ず使用する。

【ゼロ】
 未来のゼロではなく、過去のゼロ。制作途中だがボディはほぼ完成している。
 思考回路がまだ全て組み込まれておらず、そこをシグマに奪われるが…。

【ディ・スカリプス】(オリジナル)
 デューオが地球に飛来してきた時の戦いで駆逐され、だが地球に僅かに残ってしまった悪のエネルギーから生まれたもの。
 全てを破壊しつくすことだけを考えており、ゼロの戦闘プログラムが制作された際に紛れ込みそれを組み込まれたゼロを乗っ取り、シグマを瞬殺したあと行動を開始した。
 無尽蔵のエネルギーに加え、あらゆる攻撃を無効化するシールドを纏っており、本体に何かしらの障害が発生しない限り倒すことは不可能と言っても過言ではない恐ろしい敵。しかも未来への影響が考えられるため、乗っ取っているゼロを破壊しないよう生け捕りにし、思考回路に巣くっているディ・スカリプスだけを除去しなければならない。


⇒ネタ晴れ反転
 ディ・スカリプスは、ひたすら暴れ続けて、やがてライト博士の研究所に襲撃し、開発中のエックスを前にしてロックマンと交戦。ロックマンは、エックスを庇って破壊されるが、その直後にまだ未完成であるはずのうえに、ディ・スカリプスに乗っ取られていたはずのゼロの思考回路がエックスに興味を持ち、それ際に生じた隙をついてゼロの姿をしたディ・スカリプスを押さえつけることに成功する。
 ロックマンは、この戦いでロックマンとして復活するのに必要なメモリを破壊され、再起不能になってしまう。
 しかしディ・スカリプスは完全に除去できずバグとして残り、そこでマキが破壊されたロックマンの思考回路の一部をゼロに移植することを提案。ゼロを完全に乗っ取った状態だと無敵だが、ゼロの自我が発生していると無敵状態が解除されてしまうという性質があることが判明したから。ロックマンの回路を使うのは、ロックマンの精神力をゼロに加えるためである。
 ディ・スカリプス対策のためだけじゃなく、ゼロの中で生じたゼロとしての心を忘れないために、エックスと出会ったことで生まれた光を失わないために、まっすぐな心を持ち続けたロックマンの強さを後の世界に継がせるために、ロックマンの一部の回路を移植してゼロの頭脳を完成させることが決定される。
 時空ホールが閉じてから、幾日が過ぎ、ゼロは目覚め、同じ頃に起動したエックスと出会う…。そうして未来に繋がっていく。

⇒更に反転
 物語のおまけ話をすると(というよりロックマンがあんまりにも可哀想なので…)、未来を守るために戦い死んでしまったロックマンですが、未来世界に戻ったあとまたフェストゥム側に戻った(ミールと同化)ヴァルが、ロックマンの魂らしきものを発見して(過去にいたミールとの連携で可能になった)、サイバーエルフの形で復活させる。
 ヴァルは、早速サイバーエルフロックマンを連れて、ドリーム・タイムを使って過去世界へ。餌を与えて育てられることと(この辺はロクゼロ4の設定)、ロックマンのボディに移植して復活させる手立てを伝えて、僅かながら未来を変える。
 つまり博士達はともかくロックマン達ロボットの面々が生きている未来にしたわけです。







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