『運命を託されし者』の世界観


『運命を託されし者』とは?
 運命といったものを取り決める存在から、それを変える権限を与えられているようなことを軽々と行うことができる存在の異名。実際のところは不明。
 これといった名前を持たず、その実態は謎に包まれている。
 ただ運命という名の大きな流れが大きな動きを見せるときに好んで現れ、良くも悪くも何かをもたらすのだけは確か。





世界観(という名の管理者の考案、ほぼネタばれ)

 第一世代から第二世代までは、真女神転生3ノクターンマニアクスのアマラ宇宙に点在する世界が舞台。
 真女神転生3ノクターンマニアクスの舞台であるボルテクス界を含めたアマラ宇宙を創造した“大いなる意志(=神)”が全てを支配し、全てを取り決めています。

 その中で創造された者達は“大いなる意志”の決めごとに沿って生きることが普通のことで、世界の転生(メガテン3では東京受胎のこと)もアマラ宇宙で起こる現象の一つにしかすぎません。
 真女神転生3ノクターンマニアクス中で。

「この世界では、強い意志を持つ者は
すべてを塗り替えることができる
「思想を「コトワリ」として広め、手中にマガツヒが集まったとき、神は立ち現れ、
世の成り立ちさえもが書き換わる
(by 氷川)

と言われてますが…。

 
どこまでのことを言っているんだ?
 


 っという疑問が湧き上がりました。

 すべてとは、文字通り自分自身も含めた全部を指すはずですが、なんか変だな〜っと。
 ゲーム中でのアマラ深界での会話では、受胎(=転生)という現象が広大なアマラ宇宙の現象の一つに過ぎないみたいなので、ゲーム中新しく世界を作ろうと奮闘するコトワリの創始者達の奮闘劇を見ていると。

 これって“大いなる意志”の手のひらにも及ばないちっちゃい出来事なのかな〜?っと思うようになりました。
 そう思うとなんだか急に馬鹿馬鹿しくなりました。
 なんだよこれ、結局何も変わらないと同じじゃないか?
 アマラ宇宙にふんぞり返ってる“大いなる意志”自体が変わるわけじゃないんだし…。
 あれれ? じゃあ神様がいる限り本当の意味での世界の造り変えって絶対無理なんじゃないのか!?

 ここで管理者の脳内にビビビビッ!!っと設定が浮上。

 出来上がったのは、“大いなる意志”の加護を必要としない強い意志から生まれてきて、それに仇を成す存在。
 『
神殺し』でした。
 
 『運命を…』の誕生編で、名前変換部分に第一世代から第二世代の横に(神を屠る者)
というのがついていますが、これこそが神殺しです。
 これが横についてる奴が神殺しとして夢小説中で活躍します。


 神殺しの詳細設定ですが、彼らはもっとも最初に生まれた者達以外は、“大いなる意志”に反抗する危険分子として、それを宿した母親ごと“大いなる意志”に抹殺されてしまいます。
 そうなる前に仲間が秘術で母体から取り出し、母子ともに救うようにしていますが、傍から見ると子供を盗んでいるので、神殺しじゃない者達からはよく思われてません。(神殺しを一回宿した母体は、その後すぐに懐妊し、以後二度と神殺しを宿すことはない)
 第一自分達を創造した偉大なる存在と敵対しているので、悪魔と同一視され、迫害の対象となっています。
 でもそんな彼らの中から神殺しは生まれてくるのです。
 取り出された神殺しは、母体がどの生物だったかにもよるが、あっという間に人間なら成人するくらい大きさに成長し、すぐに戦えるようになります。(どの生物であっても力量は大体同じくらいで、言葉等の意志の疎通ができる)
 ただし力を使い果たすと死に、また生殖能力がない。
 何をするにも力(=残り寿命)が消費され、眠るといった休むという行為ができず、失った力(=寿命)は戻らない。

 しかし彼らはそういう運命に屈することなく、ただひたすら“大いなる意志”とそれに連なる者達の抹殺に明けくれます。

 彼らに感情はなく、あれ程度の仲間意識といったものはあっても、生まれてきた時点で“大いなる意志”と戦うことだけが存在意義となるので、神殺しの組織に組みする神殺しじゃない者達からは使い捨ての道具として見られることもある。

 しかし彼らには最大の試練が待っています。

 それは自分達がいる世界が死を迎えようとしていたことです。

 “大いなる意志”と敵対しているために、世界は転生できず、滅びを待つしかない状態に陥ります。
 しかしこのままでは世界もろとも、“大いなる意志”に反抗する創造物達の意思が失われてしまう。
 どうすればいい?

 …そんな時、彼らの中に変化が訪れた。

 それは唯一生殖能力を持つ神殺しが生まれたことです。
 実はこれが第一世代の夢主人公で、母体が人間だったので外見は人間。でもって男。
 でもどういうわけか普通の人間と同じ速度で成長。
 無感情で、力の浪費で死ぬことや、休むといったことはできないのは神殺しと同じですが、力量は成長する分神殺し達の中ではトップクラス。

 そこで神殺し達は、彼を別世界へ送り出し、そこの住人である女性と交わり、短期決戦を目的とした神殺しの究極形態を生ませるという作戦を立てます。
 どうして短期で決着をつけようとしたのかは、別世界へ逃れたとしても“大いなる意志”が牛耳る今の体制では、どこへ行ってもいずれは見つかり、子孫にあたる神殺し達が自分達と同じ道を歩まねばならなくなることを危惧したためである。

 しかしここで
問題が…。

 それは別世界へ移動した神殺しが発見される前に、そしてその子供が明確な意思を持って行動できるくらいに育つ場が必要だったのです。
 短期決戦を目標とした究極形態ともなると受胎する前の世界では大いに目立つ。
 そこで受胎…すなわち世界の転生に至るまでの過程であるボルテクス界でなければならなかったのです。
 しかしかといってボルテクス界に直接送り込むことは敵の懐に飛び込むのと同じ。
 だから子供が明確な意思を持つくらいに育った頃に、世界が受胎に至るくらいの間がある世界へ送ることになります。
 そして辿り着いたのが、十七年くらい前の真女神転生3ノクターンマニアクスの世界なのです。
 …それ以前に移動した先の世界で、子供を残せるかという問題があったが、そんなことを考える暇はもうなかったのでとりあえず送り出されます。

 …けどすぐに行けたわけじゃなく、そこに行くまで間話があって、行こうとしてた世界とは違うまだ転生には早すぎる世界へ第一世代の主人公の神殺し君は来ちゃいます。
 それがDMC(デビルメイクライ)の世界で、来た時間軸はダンテがまだ店を開く前のDMC3よりやや前くらい。
 そこでダンテと出会い、まあ色々とあって(夢小説で語られる)感情に目覚め(このあたりはDDS(デジタルデビルサーガ)と同じ設定で目の色が変わる)、DMC1でのラスボス戦後に別世界へ移動する手段がようやく整い、別世界へ旅立ちます。
 予定通りそこで出会った一人の女性との間に子を設けることに成功します。
 ここで第一世代は終了。
 ちなみにCPは、ダンテ×夢主←バージルです。(夢主→←女性もある)


 そして第二の世代へと思いと使命が託されていきます…。


 第二世代は第一世代の主人公の血を引く子供達(双子)が主人公です。
 彼らは腹にいるうちに片方が死に、もう片方は多少の病弱を抱えながらも元気に育ちます。
 でも実際は死んだわけじゃなく、身を隠すために肉体を捨てて、ただの人間である兄弟の中に入ったのです。
 神殺しの方は、人間の兄弟を守るためや父親達から託された使命を全うするために兄弟の体を借りて行動します。
 メガテン3ノクマニの主人公とは幼い頃近所に住んでてよく遊んでたが、家庭の事情により引っ越し、ボルテクス界で再会する。
 ちなみにここではメガテン3主と千晶は小学校からの幼馴染で、夢主は小学校上がる前に引っ越したため面識はない。
 
 神殺しは神に仇をなす存在であるため、他のコトワリの創始者達とは敵対します。
 そもそも神を必要とすること自体を良しとしないので、神を求めるもの全てが敵です。
 またアマラ深界におられるあの御方とは手を組みます。“大いなる意志”と戦うという点では同じだから。
 メガテン3主も協力しますので、これはアマラエンド一直線?

 なおここで登場するダンテは、第一世代の主人公…つまり第二世代の主人公達の父親が出会ったダンテなので、父親似の彼らに絡んできます。なのでメガテン3主とはそのことでぶつかることも…。
 ゲーム本編が進行していくと、人間の方の夢主の中にいた神殺しの夢主が実体化し離れます。
 その後は色々とやってあの御方とメガテン3主、ダンテを率いて“大いなる意志”との最終決戦に挑んでいきます。


 その後どうなったかはさて置き、とにかくこれで第三の世代へと繋がります。


 第三の世代の舞台は急に変わって、DDS(デジタルデビルサーガ)の世界です。
 はじめはジャンクヤードから始まります。
 ジャンクヤードでエンブリオンの一員とし戦う夢主です。
 本編通りの流れで進みますが、彼だけ他と違い悪魔化が自由にできません。
 アートマシンボルらしきものが背中に大きいのがありますし、飢えますけど違います。
 一番違うのは人間の姿でも変身後の敵の攻撃を受け付けない丈夫さや、素手で殺せるほどの身体能力を持つということ。
 それと眼の色が最初から違っていて、感情があるのでエンブリオンメンバーの父親みたいな(笑)立場でいます。
 セラとはどこかで会ったことがあるな〜?っという感じでお互いに気にしあいます。
 あとは本編通りの流れで、DDS2へ、そこで衝撃の秘密が明かされ、さらに前の世代の夢主が再登場して…!?


 第三の世代の意思が、
彼の者を生むきっかけとなり、それを孕みし虚ろな器が誕生する…。


 そして第?世代へと続きますが、実は彼が『運命を…』という物語の中心人物だったります。
 もっとも多くの世界を渡り、そこに生きる者達に触れていく存在です。
 けどそこで養ったものは記憶ごと失います。
 移動するたびに失ってしまい、損失感に悩まされながら、見えない何かに脅えて彷徨います。
 最初はレジェンドオブドラグーンというゲーム世界が始まりで、そこに登場する有翼人種として生を受けますが、とにかくあらゆ意味でありえない存在として登場します。
 本編後に様々な世界を渡ってきたというエピソードとして、仮題名『空白の穴埋め』を設置し、いかに多くを失ってきたかを描いていきます。
 また、外伝的な話で、他の世代の夢主人公と出会ったりもする予定です。
 彼に関してはもっとも特殊なので、あえて第?世代とさせてもらいました。


 この物語は、最後に上記(タイトル下↑)の異名で呼ばれるようになる存在が誕生するまでのエピソードとして描かれていくます。



 こんなんでも読みますという強者だけお読みくださいませ!!
 苦情は受け付けませんよ。







 戻る